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+メニュー 概要 スクリーンショット プレイ - Doom ダウンロードダウンロード(スタンドアローン) 購入 リンク その他 - Doomのファンゲーム ゲーム名 Doom(Doom2/Doom3) リリース日 1995/04/30(Ultimate Doom) 開発元 id Software 公式サイト http //doom.com/ja/ 使用ゲームエンジン Doom Engine"id Tech Engine"(Doom~Doom2)id Tech 4 Engine(Doom3) ジャンル FPS マルチプレイ/シングルプレイ マルチ/シングルプレイ対応 OS MS-DOS/Windows/Mac/Linux/ブラウザ 概要 現在のFPSの元になったといわれるDoom、開発元のid softwareオープンソース化(エンジンのみ)したことによりModや派生エンジンがたくさんできています。 体験版は、エピソード1のみ無料で遊べます。 FreeDoomは、ファンが作成したもので、完全無料です。 現在もシリーズの開発が進められている。 Doom/Doom2を現在のPCで動作させるのに必要なソースポートの一覧(ほんの一握り) ※注意! 体験版が無料で遊べるだけで製品版は、有料ですのでご注意ください。 製品版 体験版は、Dosboxまたはソースポートが必要です。 スクリーンショット ※画像はxbox.comより/画像はDoom1 プレイ - Doom プレイ(体験版をFlash移植) - Newgrounds.com ダウンロード 体験版ダウンロード一覧(Doom~Doom3) ダウンロード(スタンドアローン) ※DoomのIwadファイルなしでソースポートがあれば動作するスタンドアローンのDoomエンジンゲーム(Iwad) FreeDoom Wolfenstein 3D Total Conversion ChexQuest3 Action Doom 2 Urban Brawl Harmony Hacx Hacx(v20 testversion) The Adventures of Square Harmony blasphemer Delaweare Membrane Sonic Robo Blast 2 購入 Steam - Ultimate Doom Steam - Doom Classic Complete リンク Doom Wiki(外部Wiki) その他 - Doomのファンゲーム Doom 2D - Knee deep in the Dead Doom the Roguelike MicroDoom Re-Doom Doom Fall of Mars MiniDoom MiniDoom 2
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Doom3(ドゥーム3) キャンペーンモード あり マルチプレイモード あり マルチプレイ最大人数 4人、LIVE又はシステムリンクのみ Coop あり Coop最大人数 4人、LIVE又はシステムリンクのみ コントローラ設定 上下リバースあり Xbox360互換済み 限定版には初代Doom、Doom2各フルバージョンと映像特典付き PCで発売されたDoom3の移植作。XBOX版ではPCで不評だったマップの一部を改変してある。 内容は初代Doomのリメイク。火星基地を舞台にしたSFだが、オカルトの要素も多く含む。 キュート(?)で人気のあった旧作モンスターも凶悪なデザインになって再登場。 目視で敵の攻撃を避けながら攻撃するオーソドックスなスタイル。 大量の敵を走り回って撃ちまくる、旧作のスピーディな展開から一転、本作は非常に暗いマップが 多く、ライトを点して慎重に進めるホラーゲームへと変化している。 キャンペーンクリアまで約30時間と長いのも特徴。 操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 左スティック上下左右 右スティック上下左右 左スティック押し込み 右スティック押し込み 白ボタン/Lボタン(LB) Lトリガー(LT) 黒ボタン/Rボタン(RB) Rトリガー(RT) A B X Y START BACK 関連リンク PC版国内レビュー記事
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Doomは、現在のFPSというジャンルを作ったとされる伝説的なゲームで、Linux版Doomのソースコードをベースに独自の機能などを追加したソースポート等や、そのエンジンのフォーラムで小規模な武器追加Modから大規模な別のゲームにしてしまうようなトータルコンバージョンModが未だに開発されています。 Doomに関係するこのWikiのページ Doom - グラフィック/オーバーホールMod ソースポート&エンジン再実装リスト Doom ソースポートリスト ゲーム機版をPC版Doomで再現 DoomをVRでプレイ Doomに関係するウェブサイトへのリンク
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Doom 敵ユニット全てにCurseをかけます Doom ジェム 疲労 内部ID 395 1 100 使用 水中判定 効果 効果量 戦闘 水中可 Curse 主属性 主Lv 効果発生数 射程距離 Astral 4 1 0 副属性 副Lv 効果範囲 命中補正 - 0 666 0 領域 Lv 防御判定 抵抗判定 Alteration 7 専用国家 ゲーム内説明文 This spell curses all enemy units on the battlefield. Cursed units have bad luck in combat. A curse can never be removed. 和訳 この呪文は戦場に居る全ての敵を呪います。呪われたものは、戦闘において不運になります。呪いは絶対に解除することができません。 注記 敵全軍にまとめてCurseをかけるという、嫌がらせ魔法の中でもトップクラスの嫌らしさを誇る魔法。人によってはやる気ごと粉砕される。 効果そのものはCurseと同じなのだが、回避不能で解除不能という点も変わっていないくせに逃げ場までなくなっている。たとえ目立たない魔法型の神であろうと、居合わせたが最後である。 殴られなければ気にせずに済むのも確かなのだが、マップ上での攻撃魔法でもAfflictionを喰らうことがあるし、戦場でも全体攻撃を受けることがあり得る。後衛と言えどもかけられたくないのは変わらない。 ただし一般兵に対してでも利用価値があるのは、敵が高HP、もしくは防御力に優れる兵を多用している場合ぐらい。人間の軽歩兵などは呪いが効果を発揮する前に一撃で死ぬことがしょっちゅうなので大した意味は無い。 呪いそのものが耐久力を活かした動きを困難にするための効果なので、その強みを持たない兵しか使わない国が相手なら戦闘指揮官や神を狙うぐらいになるだろう。サイズの小さい、比較的低HPな指揮官にも確実にかかるのが強み。 使用条件はそれなりに高いものの、この程度であれば星2からでもPower of the Spheres経由で発動できる。Gemの消費も激しくなるが、乱射するような魔法でもないのでとくに問題にはならないだろう。 なお、下位とも言えるCurseと違い主属性は星、副属性はなしで、また領域もAlterationになっている。Luck系統の魔法と同じく、運命を変化させるという意味合いからだろうか。 コメント 名前 コメント
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この項目では『DOOM3』と、リマスター版である『DOOM 3 BFG Edition』を紹介しています。 DOOM 3 概要 ストーリー ゲームシステム 武器 アイテム マルチプレイ 評価点 賛否両論点 問題点 総評 DOOM 3 BFG Edition 概要(BFG) 変更点(BFG) 総評(BFG) 余談 DOOM 3 【どぅーむ すりー】 ジャンル ホラーFPS 対応機種 WindowsMac OS XLinuxXbox 発売元 Activision(オリジナル版)サイバーフロント(日本発売版)【Mac】Aspyr Mediaid Software(DL版) 開発元 id Software【Mac】Aspyr Media【Xb】Vicarious Visions 発売日 2004年8月3日【Linux】2004年10月1日【Mac】2005年3月24日【Xb】2005年4月3日 定価 【Steam】1,100円 配信 Win版はSteamにてオンライン販売中 判定 なし ポイント 10年ぶりのナンバリング作リアルFPSに路線変更DOOM3エンジンの性能が話題にホラー部分はやや単調 DOOMシリーズ 概要 id Softwareの代表作であるFPS『DOOM』シリーズのナンバリング第3作にして、シリーズ初のリブート作。 1994年に発売された前作『DOOM II Hell on Earth』から10年後の2004年に発売された。 2000年頃のFPSエンジンから大きく進歩したDOOM3エンジン(id Tech 4)の性能を見せ付ける圧倒的なグラフィックが話題を集め、批評・商業面で大成功。 ソフトの売上本数は350万本を超え、DOOM II以上の売り上げを達成した。 拡張パックである『Resurrection of Evil』が2005年4月に発売された。 知名度と販売本数が高かった反面プレイヤーからの改善要求も数多く寄せられ、前作ほど盛んではないとはいえ有志MODによる修正も行われる。 その後、改善・拡張を含んだ完全版『DOOM 3 BFG Edition』が本編発売から8年も後の2012年に発売された。 また、本作を原案にした映画がアメリカで製作されるなど、長期間に渡って根気強く手が加えられた作品である。 ストーリー 2145年、火星。 巨大法人「ユニオン・エアロスペース・コーポレーション(UAC)」は、その資金と権力を利用して火星に研究基地を建造、法の管理の及ばない遥か彼方の惑星で、違法な実験や非人道的な実験を裏で繰り返していた。 しかし、新しい研究部門「デルタラボ」の実験開始を期に従業員たちは徐々にパラノイアや精神病に侵されていく。謎の研究によって所員の一部は発狂し、しばしば火星基地の運営に支障が出ていた。 同乗した2人のエージェントと共に、失踪した海兵隊員の補充として火星に配属された主人公が火星基地の玄関「マーズシティ」に降り立ったのは、そんなある日のことだった。 地球から視察に訪れたエージェントとデルタラボ主任のベトルーガーのただならぬ空気を横目に、現地の上官と対面する主人公。しかし海兵隊員は皆任務に追われており、上官であるトーマス・ケリーは新人である主人公にも「失踪したデルタラボ職員の捜索」を命じる。 閉鎖されたはずの通信区画へと向かった主人公は、そこで火星基地で行われているポータル実験の危険性について地球へ警告を試みる職員に出会う。失踪したデルタラボ職員は、発狂した同僚の無謀なポータル実験を阻止すべく独自に活動していたのだった。 主人公に真相の説明をしようとする職員。しかしもう一人の研究者により、一旦は阻止したはずのポータル実験が再び決行されてしまう。そのポータルの行き先は、かつて人々が『地獄』と呼んでいたあの世界だった。 ゾンビと化した所員や襲い掛かる悪魔を薙ぎ倒し、命からがらマーズシティへ帰り着いた主人公だったが、既に海兵隊の指揮系統は麻痺寸前だった。孤立無援の中先へ進む主人公は、同乗していた二人のエージェントとベトルーガー主任の対立と陰謀に巻き込まれていく。 ゲームシステム 「キーカードを集めて出口を目指し、ゴールにたどり着くとステージクリア」を繰り返していた前作までと異なり、「要所要所で追加・達成・更新されるさまざまな任務をこなしつつ、いくつかの広大なマップを進んでいく」という方式に変化。同社の過去作であり同じくリブート作である『Return to Castle Wolfenstein』を踏襲している。 ミッション内容はエリアの移動指定から特定の装置の操作、パズルまで様々。一度だけだが2人の人物から異なる任務を命じられることもある。 プレイヤーは序盤で職員用の携帯情報端末(PDA)を支給される。これはTABキーで随時チェックすることが可能であり、現在進行中の任務やダウンロードした他のPDFのデータの閲覧といった行動が可能。 道中には多くの兵士や研究員といったNPCが登場。それぞれに個性があり、極限環境下でのサバイバル感演出に一役買っている。 各職員にもPDAが支給されており、セキュリティクリアランス解除という用途以外にもEメールやオーディオログによるストーリー補完が行われている。これは『System Shock 2』でも見られた要素。 武器 武器はハンドガン、ショットガン、チェーンガン、パルスライフル、BFGといった旧作の要素が受け継がれているが、新武器として「サブマシンガン」「ソウルキューブ」も登場。 サブマシンガンは連射が可能であり、威力には乏しいものの連続して小型ザコを倒す際には極めて便利。ソウルキューブにはソウルの充填が必要ながら体力回復効果があるなど、どちらも既存武器の隙間を埋める形の武器として追加されている。 アイテム 地面に一列に並んで配置されることが多かった前作までと比べ、コンテナの横や倉庫の棚、机の上などアイテム配置場所がより現実的になった。 マルチプレイ 4つのモードを備えた最大4人のオンラインマルチプレイを実装していたが、プレイ人数を8~16人に増やすファンメイドMODが好評だったことを受け拡張パック『Resurrection of Evil(*1)』公開時に8人に増えた。 内容はどれもデスマッチであり、通常のデスマッチ、チームデスマッチ、リスポーン制限のあるラストマンスタンディング、1vs1のトーナメントの4種類。 評価点 高度なエンジンで実現する、様々なホラー演出 当時最新鋭のゲームエンジン「DOOM3エンジン(id tech 4)」による表現力向上により、前作とは比較にならないほどのグラフィックで火星基地の惨状が描かれる。 無残な死体やグロテスクな肉塊、火花を散らす電気系統、放置された日用品などマップは非常に良く作り込まれており、構造も基地として現実的なものとなっている。 無線通信も定期的に入り、緊迫した状況報告や断末魔などでプレイヤーの恐怖感を煽る。 また中盤以降ともなると生存者はほとんど居なくなり、無線も聴こえなくなるなどストーリーとも連動した作りになっている。 音声ログが充実しており、職員のPDFを集めてEメールや音声ログを聴くことで世界観へより深く没入することが可能。日常生活の出来事から同僚への伝言などバリエーションは多岐に渡る。 豊富な収集要素 職員のPDFを集めることで世界観を掘り下げることが可能。それだけでなく、弾薬庫やアイテムの入ったロッカーの暗証番号も知ることができる。 基本的に弾薬は枯渇しがちなため、職員の遺したPDFを集めて解析することでより有利にゲームを進められる。 賛否両論点 ホラーへの路線変更 パニックホラーへの路線変更に伴い、武器の威力・敵の数や能力・プレイヤーの機動性・マップ構造など多くの要素が変更された。 シリーズの評価点となっていた「圧倒的火力と機動力で強敵を始末していくハイテンポゆえの爽快感」は本作では鳴りを潜めており、前作までのゲームテンポに慣れた愛好家の一部からは「遅すぎる」と不評になった。 『Half-Life』がヒットした影響もあってか多くの大規模FPSがゲーム的な爽快感よりもグラフィックやスクリプト演出を重視し始めたのに加え、『DOOM』のフォロワータイトルとして『Serious Sam』が2001年に登場していたというのも本作の演出重視の傾向に拍車を掛けていた(*2)。 結局本作の発売後も『Call of Duty 4 Modern Warfare』のようにスクリプト演出を重視した作品がシングルプレイFPS界の主流となっていき、旧DOOMフォロワーが表向きに台頭することはなかった。 それを考えると、時代に逆行せずに新しい路線を選んだことはあながち間違いではなかったと言えるが、高速FPSの代名詞として定着した『DOOM』の名前を冠するリブートとして考えるとやはり疑問は残る。 非常に暗い DOOM3エンジン・ホラー演出の見せ所の1つでもあるのだが、光源の少なさに起因する死角が非常に多い。 暗闇部分に入った敵はほぼ視認不可能であり、一部マップでは電灯に持ち替えられず憶測で発砲しなければならない場面も頻発する。 影が多いこと自体は恐怖演出として作用しており、影を利用した巧妙なトラップも存在するため一概に暗いこと自体が悪いとはいえないが、一部マップの照明の少なさはゲームの阻害に繋がっており不親切。 日中はサングラスが必須アイテム…とまで言われるほど光に敏感な人種が多い欧米のゲーマーからも「暗い」のレビューが溢れかえるほどであった。 『QUAKE II』同様に、コンフィグファイルを直接書き換えるか、コンソールコマンドで明るさとガンマ値を上げるとある程度解決するが、そうすると今度は逆に「ホラー要素が薄れる」という痛し痒しな弱点もある。 クリーチャーの造形 クリーチャーは全面的にデザインが変更され、より緻密かつ猟奇的な造形に進化した。しかし全体的に色が白い敵ばかりであり、一部の敵はオリジナル版の良さを損なってしまっている部分もある。 ただし、白いということ自体は暗めな本作においては視認性は良いため一概に悪いとも言えない。 武器の性能調整 ゲーム性の低速変化に合わせてか、ショットガンやサブマシンガンなどのプレイヤーの初期武器は威力が低い。上位武器も弾薬が枯渇しがちであり、好きなだけ高威力な武器を叩き込む前作までにあった爽快感はない。 拡張パック『Resurrection of Evil』が短すぎる 本編の1/3ぐらいのボリュームしかない。DOOM3の6割程度の値段で販売されていたが、それなら6割程度のボリュームを持たせろという意見が多かった。 またマップデザインも爆発するドラム缶が多すぎて巻き込まれやすい難点がある。 『HL2』のグラビティガン風の武器があるため、それを使ってドラム缶を投げようとしてミスって爆死というのが定番であった。 スーパーショットガンの復活は喜ばれたが、往年のような威力は持っていなかったため微妙とも。 問題点 ひたすら湧いてくる敵 特定の場所を通った際にプレイヤーの位置から前後にそれぞれ1体ずつ敵がワープしてくる場面が非常に多い。序盤から中盤にかけての主要な敵であるインプの多くは初期配置でなく、しつこく背後に湧いてくるため処理が面倒。 インプに限らず地獄系クリーチャーは基本的に初期配置ではなく、その多くが至近距離へのワープか進入不可能箇所(ダクトなど)からのスクリプト処理で登場する。 このため敵の配置を覚えにくい、乱戦中に全方向から同時出没して処理が追いつかない、交戦距離が近すぎて爆発系武器を使いにくい、処理の面倒な敵を倒したらそれがトリガーとなり同じ種類の敵が目の前にワープしてくる、などややゲームプレイを阻害する要因となりやすい。 敵の出現タイミングもやや連続的すぎるきらいがあり、プレイヤーは探索中も戦闘中も、パズル中であろうと怯える暇なくひたすら敵に対処しなければならない。 実質的な敵の出現数は一般的なFPSとさほど変わらず、ゲームプレイにおいて戦闘が占める割合はホラーFPSにしてはなかなか多い。 懐中電灯が武器扱い 懐中電灯は近接武器扱いとなっているため、暗闇を照らしながら進んでいると銃に持ち替えるまで発砲が不可能(*3)。 敵に襲われると対応に時間が掛かるだけでなく、暗いエリアでいちいち持ち替えなければいけない不便さもあり、「使用頻度が高い割にはいまいち使い勝手が悪い」という結果に。 先駆者である『Half-Life』ではスイッチで即座にオンオフが可能となっており、暗闇の中でも比較的快適な探索を実現していた。 それと比較された本作は「火星基地には懐中電灯を縛り付けるダクトテープすらないのか」と揶揄され、武器を装備しながら懐中電灯が使える「Ductape MOD」というタイトルのMODも公開されることに。 結局、改良版の『BFG edition』では「Ductape MOD」を公式が逆輸入。暗闇でも探索がより快適となり、この欠点は解消された。 同じようなデザインとなっていた『QUAKE 4』では、マシンガンにフラッシュライトを装着していて、少しだけだが快適になっている。 視覚的に単調なゲームプレイ ゲームを進めることでストーリーは進み敵の種類も追加されていくものの、暗く色彩に乏しい風景ばかりが続く。 一部屋外へ出ることも可能だが長時間居ると窒息死するため、探索可能範囲は基本的に基地内部のみ。移動範囲は広いがロケーションには乏しいため、途中で飽きてしまう。 地形も狭い通路が多く、撃ち合いには不向き。プレイヤーの移動スピードも遅いため、通路上で敵と遭遇した場合は選択肢がごり押しに絞られる。 一応ストレイフジャンプもできるが、初速が遅いのでQ3ほど加速したという感覚は得られない。 一本道な本編 ただ通路を進んでいき出てきた敵を倒すだけの箇所が多く、マップ構造は基本的にシンプル。 自由度の高いルート攻略やパズル要素といった概念が見られる箇所は少なく、お化け屋敷的な出現構造に慣れてしまうと単調さが目に付く。 重い 描画処理技術自体は新しいものを使用しているわけではなく、旧世代のビデオカードでも動作が可能な仕様。 しかし最新エンジン故に要求スペックは尋常ではなく、同年のゲームエンジン「Source Engine」と比較してもかなり重かった。 1マップに割り当てられたグラフィックは約500MBにも膨れ上がっており、グラフィックレベルをUltraまで上げるのであれば「VRAMを512MB以上搭載しているグラボ」が必要となった。 だが、この当時、VRAMを512MB搭載しているグラボと言ったらGeForce 6800 UltraやRadeon X800XLといったハイエンド製品しかなかった。 故に重いという評価は仕方なく、「最高画質にしたくても出来ないゲーム」とまで言われたゲームでもある。 性能水準が遥かに向上した現在では頑張れば普通のノートパソコンでも遊べるレベルなため、問題点では無くなっている。ちなみに本作のエンジンを改良した『QUAKE 4』は更に軽量化が進んでいる。 怖くない ある意味最大の問題点。一応ホラーゲームを目指してはいるものの、「悪魔が山ほど出てくる」ゲーム本編とホラーの相性は凄まじく悪い。 変異するゾンビやロストソウル、演出に拘っているピンキーデーモンなどスクリプト演出できちんと描かれる部分は悪くないものの、雑なビックリ演出で所構わず大量に出現するゾンビ兵士やインプなどの雑魚敵がその雰囲気をぶち壊している。 元々ホラー映画やスプラッター映画などでも勢いだけに頼るジャンプスケア演出は嫌われがちだが、本作ではこれでもかというほど「突然敵が湧いてきてビックリ」というシチュエーションに付き合わされる。 怖さの演出を理解しないままホラーゲームを作ったかのような演出が多く、単調な展開も相まってすぐに怖さを感じなくなってしまう。 劣化Q3なマルチプレイ 『DOOM』ということで一番望まれていたのはCO-OPだったがまさかの非対応。 アリーナFPSとしても「狭い」「遅い」「1サーバーに入れる人数が少ない」の三重苦で、結局プレイヤーのほとんどはQUAKE3に残ってしまった。 一応『RoE』で1サーバー8人まで増えたが、日本国内のQ3マルチ界隈では1vs1のduelでなければ6vs6のチームゲームが主流だったので、結局人数が少ない事には変わりなかった。 総評 単に敵を薙ぎ倒すステージクリア型FPSだった前作から方針を転換し、『System Shock 2』や『Half-Life』のような極限環境下でのパニックホラーを全面的に押し出した作品。 イマーシブシムとしての側面も強く、ゲームとしての作り込みはかなり高い。 やや単調でレール的すぎる本編内容や不便な暗所探索、根本的なゲームバランスの変更など粗は多い。 だが、当時としては格段に美しいグラフィックが批評家やゲーマーを中心に絶賛、結果としてid software作品としては当時最高の売り上げを記録するに至った。 本作で見つかった欠点は後の『BFG Edition』で改善され、より洗練されることとなる。 DOOM 3 BFG Edition 【どぅーむ すりー びーえふじーえでぃしょん】 ジャンル ホラーFPS 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows 発売元 Bethesda Softworks 開発元 id Software 発売日 2012年10月16日 定価 【Steam】1,100円 配信 Win版はSteamの『DOOM 3』に同梱 レーティング CERO Z(18才以上のみ対象) 判定 良作 ポイント 『DOOM 3』をベースに調整・拡張日本語化・吹替も追加初代『DOOM』『DOOM II』も収録追加エピソードも登場 概要(BFG) 本編発売から8年後の2012年に発売された『DOOM 3』の完全版。 8年の期間を経てオリジナル版で発覚した様々な問題点を修正し、より快適なゲームプレイを実現した。 2バイト文字による日本語化の難しさも公式が日本語対応することで解決し、英語が苦手なプレイヤーも安心して楽しめる作品となった。 2009年6月24日にBethesda Softworksの親会社であるZenimax Mediaがid softwareを買収。 Zenimaxの傘下会社になったことを受け、本作のパブリッシャーもBethesdaとなっている。 また、Steam版は2022年8月11日より『DOOM 3』のバンドルとして無印版とともに一括販売される形式となり、単品での販売が終了することとなった。 変更点(BFG) グラフィック向上 オリジナルから8年が経過したこともあり、グラフィック部分は大幅に強化。音響部分にも手が加えられ、時代にふさわしい物へと変化している。 モニターに加え新たに3DTVとVRヘッドマウントディスプレイ(*4)に対応。さまざまな方法で楽しめるようになった。 拡張パック・旧作追加 旧verに存在した拡張シナリオパック『Resurrection of Evil』もリマスターされ本作単体でプレイ可。 さらに、新規シナリオとして新たに『The Lost Mission』が追加。ボリュームはさらに増加した。 加えて旧作『DOOM』『DOOM II Hell on Earth』もプレイ可能。これ一本でこれまでのナンバリング作が網羅できる。 フラッシュライトの変更 不評だったのを踏まえ、持ち運び式の武器の1つだったフラッシュライトはアーマーの備え付けのものに変更。 これにより銃を持ちながらでも暗所を照らせるようになり、より探索が快適になった。 その代わりとしてか、点灯中はバッテリーを消費するため常時点灯させることができなくなる(*5)制限が設けられた。 日本語対応 字幕、音声双方が吹き替えられ、英語が苦手なプレイヤーでも内容がより分かりやすくなった。 テキスト量が非常に多い作品であるため、本作の最大の評価点と言える。 チェックポイントセーブシステム セーブを怠っても大丈夫なよう、一定区間でセーブが入る仕様に変更。ミスのカバーが比較的容易になった。 実績・トロフィーの追加 新たに実績・トロフィーシステムに対応。やりこみ要素として機能しており、トロフィー集めに奔走するのもやりこみの1つとなった。 光源の増加 地形が暗すぎたオリジナル版から新たに複数の光源が追加され、フラッシュライトの改善と合わせていくらか探索がラクになった。 ゲームバランスの調整・改善 各難易度ごとの敵・アイテム配置のバランスが見直され、よりまともな難易度に再設定された。 また、旧版と比較して体力と装甲及び携行できる弾薬量が大幅に増えたことで、アイテムや弾薬配置の少なさに頭を抱える必要が無くなり、連射系武器の使い勝手が向上している。 その他、Windows 7に対応し画像ファイル圧縮方法の変更によるテクスチャ解像度の改善、120Hzゲームエンジン(*6)、影の投影、オリジナル版MODとの互換性維持などさまざまな調整・改良が加えられている。 総評(BFG) 日本語に対応したことが最大の評価点とも言える作品。 英語が読めないプレイヤーであっても膨大なテキストを全て理解できるようになり、より『DOOM 3』の世界へ手軽に没入することが可能となった。 代わりにマルチプレイ部分がごっそりと省略されているが、元々有るようで無いになどしかったため、ここは気にするほどのレベルではないだろう。 id Tech 5(*7)の改良を盛り込んだid Tech 4.5とも言えるエンジンによってグラフィックも更に美しくなり、初代『DOOM』と『DOOM II』も追加されこれ一本で全ての『DOOM』ナンバリング作がプレイ可能。 リブート作として理想的な環境が整えられた、『DOOM 3』の完全版と呼ぶにふさわしいボリュームとなっている。 余談 BFG版の『DOOM II』は、ドイツでの販売をクリアするためナチスに関する要素が全て省かれているため、『Wolfenstein 3D』を再現したシークレットはステージデータごと抹消され、進入することが不可能となった。 このため『DOOM II』を利用したマップMODの数割が互換性を失っている。 もともとid softwareのオーナーであり『Wolfenstein 3D』『DOOM』に携わったオリジナルメンバーの1人であるジョン・カーマックはDOOMシリーズのそのままのリメイクには乗り気ではなかった。 だが、2000年に映像が発表された『Wolfenstein』シリーズのリメイク作『Return to Castle Wolfenstein』の(エンジンとグラフィックに関する)反響を目の当たりにした開発チームの多くは『DOOM』もこのタイミングでリメイクするべきだという意見で一致。 アーティストの1人の報復解雇を得てリメイクが承諾され、『RtCW』発売を待たずに2000年から開発がスタートした。 結局『RtCW』『DOOM 3』共々シリーズの再来とまではいかず、リブート後の展開はあまり芳しいものではなかった。 その後2009年にid softwareはZemimax Mediaの傘下となるが、2014年に『Wolfenstein The New Order』が、2016年に『DOOM (2016)』が発売。 こちらはオリジナルの作風を意識した再リブートが評価点となり、シリーズの再復活に成功した。 ゲームプレイの本筋とは関係ないが、あるエリアに『Super Turbo Turkey Puncher 3』というゲームの筐体が設置されている。 調べると実際に遊ぶことができるが…できることと言えばボタン連打でシチメンチョウを殴り、スコアを稼いでいくだけというあまりに単調なもの。BFG Editionでは専用の実績が用意され、全くの無駄ではなくなった。 おまけにゲームのロゴもどこかで見たようなデザインになっていたりと、ツッコミどころが多い。 それまでのシリーズ作と比べると異端とも言える内容だった本作だが、本作以降にリリースされた『DOOM(2016)』や『DOOM Eternal』においても本作を意識した要素が取り入れられている。 わかりやすいのがヘルナイト(*8)のデザイン。『2016』や『Eternal』の殆どのデーモンが『I/II』のデザインがベースとなっている中、ヘルナイトだけは『3』をベースとしたデザインとなっているのが特徴。 それ以外にも、特定のエリアにソウルキューブが飾ってあったり、『Super Turbo Turkey Puncher 3』の実際に遊べる筐体が置いてあったりするなどのファンサービスもちらほら見られる。
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人形 Arch Vile Revenant Mancubus SpiderBoss Demon Cyber Demon All Cast
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Doom(ドゥーム / 運命)アビリティDoom(ドゥーム / 運命) ステータス Doom(ドゥーム / 運命) %24?i10c.ua=1 i10c.dv=12 アビリティ Doom(ドゥーム / 運命) 時間の経過とともにダメージを受けながら、敵のヒーローが呪文を唱えたりアイテムを使用したりするのを防ぐ呪いをかけます。 アビリティ:ユニットターゲット ダメージの種類:ピュア 1秒あたりのダメージ:60/90/120 効果時間:10/15/20 クールダウン:10 ステータス 種族:デーモン クラス:ウォリアー コスト:4 体力:1050/2100/4200 アーマー:5 魔法耐性:0 アタックダメージ:110-120/220-240/440-480 基本攻撃間隔:1.3 基本攻撃範囲:205
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ドゥーム 機種:DOS,3DO,PC98,Win,Linux,Mac,32X,SS,PS,N64,JAG,GBA 作曲者:Robert Prince 発売・開発元:id Software 発売年:1993年 概要 id Software開発のFPSゲーム。FPSというジャンルを世界的に知らしめたパイオニア的な作品。 音楽はロバート・プリンス氏が作曲。メタル系のノリの良い音楽は現在でも根強いファンがいる。 最初のステージ(E1M1)で流れる「At Doom's Gate」は特に人気があり、DOOMを代表する一曲と言える。 DOS版の音源としては「Roland SC-55」を使用したものが最も一般的であり、後にWindowsに移植された際もおそらくこの音色が使用されている。 数多くの機種に移植されているが、PS版・SS版の『DOOM』はBGMが差し替えられており、ホラー系の音楽になった。 2016年に発売された同名の作品については『DOOM(2016)』を参照。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Intermission from Doom Robert Prince Title MusicE2M3Intermission Music At Doom's Gate E1M1 The Imp's Song E1M2 Dark Halls E1M3 Kitchen Ace (And Taking Names) E1M4 Suspense E1M5 On The Hunt E1M6 Demons On The Prey E1M7 Sign Of Evil E1M8 Hiding The Secrets E1M9 I Sawed The Demons E2M1 The Demons From Adrian's Pen E2M2 They're Going To Get You E2M4 On The Hunt E1M6 Siniste E2M6 Waltz Of The Demons E2M7 Nobody Told Me About id E2M8 Donna To The Rescue E3M2 Deep Into The Code E3M3 Facing The Spider E3M8 The End Of DOOM Victory Music Sweet Little Dead Bunny Endgame Music サウンドトラック Doom Music 『DOOM II』のBGMとセットに収録。リミックス盤であるためゲーム音源そのものではない。
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Doom Doomダウンロード prboom(doomエンジン) webサイト ダウンロード freedoom(iwad) webサイト ダウンロード インストールからゲーム開始まで ダウンロードした"prboom"prboom-2.4.7-win32.zip"とfreedoom"freedoom-iwad-0.5.zip"を任意の場所に解凍。 "freedoom-iwad-0.5"フォルダ内の"doom2.wad"を"prboom-2.4.7-win32"フォルダに入れる。 "prboom-2.4.7-win32"フォルダ内の"prboom.exe"をダブルクリックで起動。 ESCキーでメニュー呼び出し OPTIONSで設定(下記参照)後、new game 難易度(下に行くほど高難易度)を設定 ゲーム開始 ゲーム内設定 OPTIONS GENERAL システム設定。 フルスクリーンにするかどうかの設定が可能。 SETUP- KEY BINDINGS FORWARD W BACKWARD S STARFE LEFT A STRAFE RIGHT D 他はデフォルト MOUSE SENSITIVITY VERTICALバーを一番左に(無効にする) 上記設定の場合の操作方法 移動 前w 左a 右d 後s 視界移動 マウス 攻撃 マウス左クリック アクション(ドアの開閉、スイッチの操作) スペース ダッシュ Shift + 移動 武器の変更 数字キー(テンキーは不可) マップ表示/非表示 TABキー リンク THE DEMONS DOOM情報 DOOM@wiki DOOMは心の洗濯 100lb/100yds DOOMの部屋 wad wadとは wadファイルにはiwad,pwadに二種類がある。 iwad ゲームの基本データ(モンスターや武器、マップ等)が入っている。 iwadはdoom.wad(doomの製品版 4エピソード形式) doom2.wad(doom2の製品版 32ステージ形式) がある。 freedoomのファイル名もdoom2.wad(32ステージ形式)。 pwad iwadを改造するファイル。元のiwadが必要。 マップ、画像、音楽が変更されている。 完成度の高い物がネットに落ちている。 拡張子はiwadと同じ"*.wad" プレイ方法 pwadファイルをprboom.exeにドラッグ&ドロップすればOK。 wad紹介リンク DOOM WADS オススメWAD集 オススメWAD Alien Vendetta download デフォルトで起動するマップより簡単。 完成度も高く非常にオススメ。
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登録日:2021/12/13 Mon 19 39 04 更新日:2024/03/25 Mon 21 52 55NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 DOOM DOOM3 FPS Nintendo Switch PS3 PS4 VR Windows Xbox Xbox ONE Xbox360 id Software お化け屋敷 ゲーム ダクトテープ ホラーゲーム リブート ロングセラー 実写化 悪魔崇拝 THE GATEWAY TO HELL IS OPEN 概要 DOOM 3とは、2004年8月にid Softwareが発売したFPS。DOOMシリーズのナンバリング第三作。 オリジナル版は同社の前作『Return to Castle Wolfenstein』と同様にアクティビジョンが販売を担当した。 後に発売された完全版である『DOOM 3 BFG Edition』の販売はBethesdaが担当し、現在はマイクロソフトが権利を保有している。 『Wolfenstein 3D』をリブートした『Return of Castle Wolfenstein』に続いて開発された、id softwareの看板タイトルのリブート第二弾。 ミッション攻略主体のゲームプレイを採用しランボースタイルからの脱却を図った『RtCW』と同様、オリジナル版とは異なるスタイルを意図的に採用しており、 大幅に強化されたホラー演出 が特徴となっている。 これは『Half-Life』のパニックホラー展開をパクったに影響を受けたとか、或いはDOOMフォロワーの『Serious Sam(2001)』の出来が良すぎて方針転換に至ったとか様々な要因が重なった結果。 結果、本作は基本設定は共有しつつもオリジナル版とは全く異なるホラー要素の強いFPSとなり、単なる焼き直しではない独特なリブート作品となった。 世界観は新たにプロのSF作家マシュー・J・コステロを起用し、オリジナルと比較してより緻密なバックストーリーを有している。 本編内で直接語られることは少ないが、オーディオログやビデオを介して考察する楽しみも増えた。 使用されたエンジンはDOOM3エンジン(id Tech 4)で、前作までのQUAKE3エンジン(id Tech 3)と比較して圧倒的に強化された光源処理が特徴。 懐中電灯の光を頼りに闇に包まれた施設を探索する不気味だが美しいグラフィックが好評を博し、水と物理に長けた当時のライバルであるSourceエンジンと共に、新時代の到来を予見させる高い表現力を誇った。 2007年にRageエンジン(id Tech 5)が登場するまでの期間、主にid Software作品のエンジンとして『QUAKE 4(2005)』、『Prey(2006)』、『Wolfensein(2009)』といった作品に採用されている。 当時同社最大のセールスを記録した本作だがオリジナル版の評判は賛否あり、どこもかしこもゲームプレイに支障をきたすレベルで暗い(暗闇に弱い日本人なら尚更)、懐中電灯が武器扱いのせいで銃と併用不可、弾薬がカツカツで爽快感が薄い、英語以外非対応など、複数の問題点があった。 後に拡張パック『DOOM 3 Resurrection of Evil』も発売されたが、こちらも「値段の割にはボリューム不足」と微妙な評価であった。 idSoftwareがゼニマックスに買収されてベセスダと同系に収まった後、現在ではそれらを踏まえ大幅に改修・調整された完全版である『DOOM 3 BFG edition』が販売されており、新エピソード『Lost Mission』追加の他、懐中電灯がアーマー備え付けに変更、日本語標準対応、弾薬量増加、チェックポイント自動セーブ機能などなど、より遊びやすくなっている。 ゲームエンジン改良によって元々売りだったグラフィックも更に強化され、快適さから評価が高い。 更に『DOOM』と『DOOM II Hell on Earth』も同梱され、これ1本でナンバリングタイトルは網羅できる豪華仕様である。 既に旧世代のゲームでありながら数多くのプラットフォームで展開されている他、本作をベースにした実写映画『DOOM』も公開され、更に2021年にVR版も発売されるなど、なんだかんだで長年に渡って愛され続けている作品である。 ストーリー 西暦2104年、火星。 巨大企業ユニオン・エアロスペース・コーポレーション、通称UACは、火星に研究施設「マーズシティ」を建築。テラフォーミングや武器開発、地中の発掘など、様々な研究を進めていた。 マーズシティの建築中に未知の古代遺跡を発見したUACは、密かに遺跡調査部門を設立。調査の末、彼らは謎の碑文と「ソウルキューブ」と呼ばれる未知のアーティファクトを手に入れる。 出土した碑文を解読した結果、そこにはテレポーテーション技術に関する情報が書かれていたことが判明。火星基地主任研究者であるマルコム・ベトルーガー博士は極秘研究部門「デルタラボ」を設立し、テレポーテーションの再現を試みていた。 しかし、碑文の更なる解読を行った研究者たちは、かつての古代火星文明もまたテレポーテーション技術によって謎の絶滅を遂げたという事実を知ってしまう。 そして、同時期から火星基地では電子機器に説明不能の不具合が生じたり、突如精神に異常をきたす職員が続出すると言った怪現象が多発。職員の士気は低下し、多くの人間が火星外への転属を要請するようになった。 研究主任の告発によってデルタラボの不審な人員浪費を問題視したUAC本社は、ベトルーガーによって隠蔽されていたデルタラボの実態を調査するべく、評議員のエリオット・スワンを派遣するのだった。 西暦2145年11月15日。手術中に変死した海兵隊員の補充としてマーズシティに送られた主人公は、到着してさっそく上官から失踪した研究員の捜索を命じられる。 研究員が最後に目撃されたという古い通信施設に向かった主人公は、地球に向けて警告のメッセージを送信しようとする研究員と遭遇。直後、デルタラボのポータルが何者かによって開かれてしまう。 デルタラボがポータルを繋げ、調査していた先は、かつては人類にとって「地獄」と呼ばれていた異次元だった。奮戦空しく、海兵隊の多くは現れた悪魔によって殺されるかゾンビへと変異。マーズシティの機能も大半が停止し、基地は大混乱へと陥ってしまう。 辛うじてマーズシティへと帰還した主人公は陰謀に巻き込まれながらも、孤立無援のなか生き残るべく奔走していく。 ゲームシステム 基本的には旧作と同じだが、いくつか新要素も加わっている。 リロード FPSではお馴染みのシステム。 旧作でもスーパーショットガンの発射モーションに組み込まれ、一部のWADで実装されることもあったが、公式DOOMシリーズでデフォルト採用されたのは本作がほぼ唯一。 その後の作品では2016のスーパーショットガン以外再び弾が切れるまで撃ち放題のシステムに回帰したため、デフォルトでリロードが存在するのは本作のみの個性となっている。 PDA 今で言うところのタブレット端末のようなもの。現実では割と早々に廃れたが、この世界の宇宙転勤組では22世紀まで現役の模様。 火星基地の全職員に配布され、身分証明書や通行証としての役割も担う。 主人公も所持しているが、新人である彼のアクセス権限では限られたドアしか通れないため、ゲーム中では基地内に残された職員達のPDAを探し、データを回収しながら探索を行うことになる。 元の持ち主のメール履歴や音声ログも記録されており、中身は攻略に役立つ情報、シナリオや世界観の補完、プレイする上では特に意味のない世間話など様々。 たまに手に入るビデオの再生や、現在のミッションの確認などもここから行う。 なお、PDAを開いている時もポーズはかからないので、閲覧は周囲の安全を確保してから行おう。 キャラクター ドゥームガイ 我らが主人公。リブートに伴い、これまでのシリーズとは別人となっている。 黒髪の白人。 本名は不明(*1)で、作中では基本的に「新入り」や「海兵」と呼ばれる。 高威力な武器を担いで暴れまわる姿はこれまでの主人公と同じだが、スタミナ制で長時間走れなかったり、歩行速度がもっさり気味だったり、ダメージを受けると仰け反ってうめいたりとややどんくささが目立つ。 地獄探査からの帰還後に変死した海兵隊員の補充として送られてきた新人の海兵で、階級は伍長。とんでもなく無口だが生存者はきちんと救う兵士の鑑。たまに殺してPDAを奪うこともあるが デルタラボの暴走に巻き込まれ勤務初日から職場が文字通りの地獄と化すが、猛攻をなんとか潜り抜けて施設の復旧に向け奔走する。 途中でベトルーガーらの陰謀に巻き込まれ、彼を阻止すべく動くも地獄に幽閉されてしまう。しかし、地獄の奥地で古代のアーティファクトである「ソウルキューブ」と出会い、地獄を脱出。 遺跡最深部に開かれた地獄の穴へと向かい、迎撃に現れたサイバーデーモンを殺害した後はソウルキューブを用いて地獄の穴を封じることに成功し、火星基地の数少ない生存者(*2)となった。 『Resurrection of Evil』では新たなドゥームガイが登場。本編のドゥームガイよりもそこはかとなく老け顔。 移籍の最深部でアーティファクトに触れたことで再び地獄へのポータルを開いてしまうが、ソウルキューブとは別のアーティファクトの力を借りて遺跡を脱出し、地獄に突入してベトルーガーに引導を渡す。 こちらも基本性能は上の人物と同程度だが、アーティファクト所持時だけは全id Softwareキャラクター最強格といっても過言ではない超人と化す。 一応本作における海兵隊員にはほとんど全員ヘルメットが支給されているのだが、トイレの鏡などで確認できる彼らは両者とも頭部装備を一切着用していない。 更にはそんな状態でテラフォーミングの進んでいない火星の地表をその辺に転がってる酸素ボンベを拾い食いしつつ走破するというとんでもない芸当も披露しており、オリジナル版とは別ベクトルでスゴイ人達。 (ちなみに本編最序盤のチュートリアルで「スーツの中に酸素はたっぷりある」と説明されるシーンが存在しており、単に真空空間ではヘルメットを被って行動しているのか、それとも呼吸以外の方法で酸素を体内に取り込むスーツになっているのか定かではないが、火星表面で行動できるのはスーツのお陰であって彼らが超人なわけではない模様) 宇宙海兵隊の皆さん ドゥームガイの同僚たち。共闘する場面はない。 事件が起きる前のマーズシティでは多数の海兵隊員が警備任務についていたり、食堂で休憩していたりする姿が確認できるが、悪魔の襲撃によって大半が殺されるか、ベトルーガーの手でコマンドーに変異させられてしてしまう。 事件開始直後はパニックに陥った彼らからの通信が頻繁に聞こえるが、すぐに殆どが死亡して聞こえなくなる。 『Resurrection of Evil』ではこの時の反省から人員を大幅に増員したようだが、悪魔の再襲撃により大半のプレイヤーの予想通りに速攻で壊滅。こちらではブラボーチームのような腕利きもほとんどいなかった模様。 ブラボーチーム 主人公が合流を試みていた、宇宙海兵隊の生き残り達。 ケリーからの指示を受け、通信用のデータカードを携えて地球への救援メッセージを送ろうとしていた。 殆どの兵士がアッサリと死んでいった中で比較的長期間に渡って生存しており、あるエリアでは遠くの通路を移動している彼らの姿を見ることもできる。 彼らも死角から急襲してきた悪魔によりあっけなく壊滅してしまったが、『Lost Mission』では1名だけ生存者がいたことが判明。 仲間が全滅し、怪我を押して1人で戦う中でメイヤーズからの連絡を偶然受け取り、エクシスラボの試作型ポータルを使って地獄に突入。 UACの調査隊が現地で設営したポータルを破壊し、悪魔の地球侵攻手段をひとつ潰すことに成功した。 その後はメイヤーズ共々救援部隊に助けられ、生還した模様。 上記のドゥームガイ2人と違ってソウルキューブもアーティファクトも所持していないが、言い換えれば純粋な地球製兵器のみで地獄に単身カチコミをかけて逆転生還しており、戦闘能力はかなり高い模様。 UAC職員の皆さん 旧世界ではほぼ全員すでにゾンビになるか死んでいたため遭遇することはなかったが、本作ではやられ役としてそこそこ登場回数が増えた。 物陰に隠れて怯えているだけの者も多いが、中には現状を分析して自分なりにデーモン対策を講じている者もおり、守ってあげると恩恵があったりする。中には見捨てたり殺したりした方が得になる不幸な人もいるが… エンディングから察するに、最終的には後述のメイヤーズを除いた全員が死亡したと見られる。 セントリーボット 火星基地に配備されている小型の自動制御ロボットにして本作のメインヒロイン。 基本的な役割は道案内だが、機銃を搭載しており戦闘援護でも結構強い。「かなりの火力があるぞ!」 キュイキュイと可愛らしい音を立てながら歩き、プレイヤーが道から逸れたり立ち止まったりした時はちゃんと待っていてくれる愛嬌のある姿が、殺伐とした火星基地において数少ない癒しを提供してくれる。 エリオット・スワン UAC調査チームその1。眼鏡のおっちゃん。 フォボスラボ研究主任であるエリザベス・マクニール博士の友人。彼女が送った告発を受理し、主人公と同じ船で火星に到着した。 ベトルーガーの陰謀に気付いて阻止しようと奮闘するが、ケリーの裏切りまでは察知できず、高位のアクセス権限を持つ自身のPDAを主人公に託して死亡。 ジャック・キャンベル UAC調査チームその2。UACのお偉方であるエリオットのボディガード。 エリオットと共に奮闘し、本性を表したケリーを追跡していたが、所持していたBFG 9000を奪われて死亡。 マルコム・ベトルーガー博士 『DOOM 3』におけるだいたいの元凶。片目が義眼の胡散臭いハゲ。 悪魔から持ちかけられた大いなる力の見返りとして人類を裏切り、ケリーとつるんで悪魔宅急便を地球に送りつけようとしたが、無名の海兵隊員に手持ちの部下を散々ボコられて撤退。 無線通信で何度も煽った末に罠に嵌めて地獄に閉じ込め一安心と思いきや、地獄の悪魔達も蹴散らされ、ソウルキューブも奪われる結果に。 最終的にポータルの閉鎖を許してしまうも、彼自身は逃げ延びて念願のドラゴンっぽい悪魔「マレディクト」になり、『Resurrection of Evil』のラスボスとしてもう一人の海兵隊員の前に現れる。 しかし、元人間だったことが災いし、海兵隊員を食い殺そうとした際に 人間の魂 を吸収するアーティファクトを唯一人間のままだった口の中に直接ねじ込まれる。 そのままアーティファクトの力で実体を奪われ、頭蓋骨を残してこの世から消えた。 ベトルーガーの名前はズバリ、ドイツ語で「詐欺師(Betrüger)」の意味。 トーマス・ケリー曹長 『DOOM 3』における上官。 てんやわんやなUAC火星基地に補充された主人公にデルタラボ職員の捜索を命令する。 その後事故が発生してからはプレイヤーに無線で指示を与える立場となり、壊滅したブラボーチームに代わって地球への救援メッセージを送るよう命じる。 しかし、実はベトルーガーと結託しており、救援部隊の艦艇を利用して地球への悪魔侵攻を画策していた。 その後悪魔「セビアス」となって主人公の抹殺を試みるが、返り討ちに遭い死亡。キャンベルから奪ったBFGも奪還され、主人公の戦力を増やす結果になる。 エリザベス・マクニール博士 『DOOM 3』内のメールで名前が確認された、UAC火星基地の元フォボスラボ研究主任。 デルタラボの惨状を友人のエリオットにチクったことでベトルーガーに見放され、火星を追放されてしまう。しかしそれにより事件に巻き込まれず、生き残ることができた。 『Resurrection of Evil』では実際に本人が登場し、主人公と共に事件後の火星基地へ現地調査のため来訪。フォボスラボの指令室からケリーよろしく主人公に無線で指示を与える。 ベトルーガーやケリーのように裏切ったりはしないが、テレポーターに電力を供給するためとはいえ、火星基地の生命維持装置停止をまさにその火星基地にいる主人公に命じるなど、やや無茶振りが目立つところも。 とはいえ、自分も巻き込まれて死ぬ可能性の高いことを承知で躊躇なく命令するあたりはそんじょそこらの研究者より数倍は肝の据わったひと。 リチャード・メイヤーズ博士 『Lost Mission』に登場する、UAC火星基地のエクシスラボに所属する研究者。 ポータル実験の過程でベトルーガーの陰謀に気づき、主人公の協力を得てUACの地獄調査拠点のポータルを破壊する。 その後は主人公ともども救援部隊に助けられる。 主人公が地獄に突入してからも無線で献身的に手助けしてくれるが、後ろ暗さがない分ケリーやマクニールと比べてちょっと印象が薄い。 ゾンビ 元民間人の雑魚で、シリーズ初のそのまんまゾンビな連中。 うめき声をあげながらもたもたと低速で歩き、素手やレンチで殴りかかってくる。 暗闇に隠れていることも多く、不意打ちを喰らうと厄介だが、HPは低く、攻撃手段も殴打だけなのでハンドガンやチェーンソーで容易に撃退が可能。 チェーンソーを持った「ソーヤー」、燃えている「バーニー」など複数のバリエーションがある。 たまに太ったゾンビもおり、他のゾンビよりもちょっとだけ硬い。 ゾンビセキュリティ 元PMCの雑魚。通称Z-Sec。 オリジナル版におけるゾンビマン枠で、銃で武装している。 政府職員である海兵隊員とは異なり、警備員特有の黒いアーマーを着用している。なぜか海兵隊員は難を逃れたが、結局彼らもインプとの交戦により大半が死亡した。 元民間人のゾンビと比べると機敏に動き、遠目からは普通の兵士のように見えるが、近くから見ると顔に全く生気がなくかなり不気味。 装備する武器はピストル、ショットガン、マシンガン、盾などで、倒すと所持していた武器の弾薬をドロップする。 インプ おなじみ雑魚デーモン。体格が巨大化し、肌も白くなった。 火球を投げたりひっかいたりする動作はオリジナルと共通だが、高速で飛び掛かるなどの新しい技も会得している。 本作で最も多く出現する敵であり、天井だろうがダクトだろうが自由自在に歩き回ることから本作序盤のそこかしこに仕掛けられたびっくり演出要員として乱用されている。 ピンキー 粗雑に大量配置されていた過去作とは異なり、単独出現の機会が増えるなどやや昇格した雑魚デーモン。 頭でっかちなシルエットは変わらないが、全身が白くなり下半身が機械化している。 近接攻撃しかしないがすばしこく、体力もそこそこ多い上に図体も巨大化したため初見ではかなり恐ろしい相手。 だが相変わらず怯みやすく、チェーンソーを手に入れると旧作同様おやつと化す。 ヘルナイト 兄のバロンオブヘルに続いて登場した弟のはずが、本作では兄がリストラされ単独出演。これまた白い。 その分過去作より遥かに強く、更には旧作1章での兄と同様に二体で押し寄せることもあり初見のインパクトは抜群。 オリジナル版ではパッケージにデカデカと描かれ、更に後の作品に登場するヘルナイトのデザインにも本作のものが採用されるなど、看板モンスターとして優遇されている。 ロストソウル/ファガットン 人間の頭のような火の玉。ちまちま動くので処理が面倒臭い。 本作では人間が直接変異する存在として描かれており、頭が脊髄ごと抜け出しロストソウルと化して襲い掛かる初登場ムービーはトラウマもの。よりによって可愛い声の優秀そうな女性研究員だからなおさら 拡張パックではツノが生えたガイコツ頭の亜種ファガットンも登場したが、特に能力の違いはない。 カコデーモン シリーズ通してのアイドル的存在だが、DOOM 64に続きまたもやブサイク化。白い。リトルショップオブホラーズに出てきそうな凶悪なツラ構えになり、剥き出しの脳髄が不気味。 電撃弾を吐いてくるが、プラズマガンで撃ち落とせる。また接近戦では強烈な体当たりをかましてくる危険な存在。 レヴナント 帰ってきたホッピシ。わりと旧作そのまんまな見た目だが、新たに骸骨然とした姿へのフォローが入っている。 なんでも全身透明な筋肉に覆われたクリス〇ルボーイ仕様となっており、一見骸骨だがちゃんとした生物なんだとか。 誘導ミサイルを飛ばしてくる厄介さは健在だが、そもそも本作は遮蔽物が多いためそこまで脅威ではなくなった。 マンキュバス ゾウのような顔と化しているほかは旧作と似たような雰囲気。コイツも白い。 主砲は強力で耐久力もそれなりに高いが、片方ずつしか発射しなくなったため砲撃で視界が埋まるようなことはなくなった。 アーチバイル オリジナルでは死体を蘇生していたが、死体が焼失する本作では召喚士として振る舞う。コイツも白い。 出現時のテレポート中は無防備なので、この隙に素早く接近してチェーンソーをお見舞いしてやれば意外とあっさり倒せるが、タイミングが遅れると返り討ちに遭って体力をゴッソリ持って行かれてしまう。 厄介さは相変わらずで、見つけたら全力で倒すべき相手の一人。 BFGならチャージ無しで撃っても倒せるので、躊躇わずに使った方がいいだろう。 ケルビム 蠅のような腹と羽の生えた赤ん坊の悪魔で、見た目の不快感は全悪魔中一位。 耳障りな鳴き声が特徴的。動きは不規則だが体力はさほど多くはないため対処は難しくない。 マゴット 四つ脚で動く悪魔で、インプより小柄で弱いが機動力が高い。距離を取って少し撃つか、近距離からショットガンで倒せる。 レイス 連続でテレポートして主人公に接近する悪魔。 混戦中に見失うと厄介だが、テレポート中は無防備なため単体であれば対処は容易。 テレポートしたように見えてもそのまま死んでいることも多い。 ティック/トライト 群れを成して出現するクモのような敵。小柄で耐久力もないが、見た目のキモさはなかなか。 ダクトや壁のスキマから延々と湧いてくるため処理がめんどくさいが、ソウルキューブ入手後は文字通りキューブの餌となる。 コマンドー 筋肉モリモリのマッチョマン。ベトルーガーの手で変異させられた海兵隊員の成れの果て。 旧作通りにチェーンガンを持った射撃タイプと、触手攻撃を行う近接タイプの2種類が存在する。 近接タイプは序盤から登場するが、高速で距離を詰めてくる上ムチ攻撃の直前にしゃがみで回避するのが結構難しい。 射撃タイプは中盤から終盤にかけて登場し、高威力なガトリングガンをぶっ放してくる。 いずれも耐久力も高めで結構な強敵。 ヴァルガー 『Resurrection of Evil』に登場するインプの上位種。 見た目や行動パターンはあまり変わらないが、ステータスが強化された厄介な敵。スピードもかなり素早く、複数体で来られるとめんどくさい。 ダブルバレルショットガンやバーサークパンチでサクッと始末したいところ。 CGモデルは元々アーチバイル用に製作されていたものが流用されている。 ブルーザー 『Resurrection of Evil』と『Lost Mission』に登場する大型の悪魔。 細マッチョなマンキュバスのような外見で、胴体には大きなディスプレイが取り付けられている。 攻撃手段は両腕のエネルギー砲で、こちらは旧作のマンキュバスよろしく連射してくる。 『Resurrection of Evil』ではヘルタイムとバーサークパンチで簡単に対処できるが、アーティファクトがない『Lost Mission』ではかなり苦戦させられる。 ヴァガリー 人間の上半身とクモの下半身を持つ悪魔ボス。QUAKEシリーズからの刺客。 トライトたちの親玉であり念動力が厄介だが、慣れればそこまで強くはない。 後半にも登場するが、BFGやソウルキューブで即座に狩られることが多い。 シリーズでは珍しい女性タイプの悪魔。顔がキモすぎて全くエロくないが ガーディアン・オブ・ヘル 地獄へ幽閉された主人公を襲う地獄の守護者にして処刑人。ソウルキューブを所持している。 通常の攻撃では倒せないボスキャラで、ダメージを与えるには彼が召喚するシーカーと呼ばれる索敵悪魔を全滅させる必要がある。 『Lost Mission』ではラスボスになったが、こちらでは普通に撃っても攻撃が通るようになったので、適切な距離を取ってロケランやBFGをひたすら撃っていればそのうち倒せる弱ボスに変貌してしまった。交代しながらグレネードをひたすら撒き続けても可。 セビアス ケリー曹長のなれの果て。ガンタンクのような見た目で、後の『DOOM Eternal』に登場するドゥームハンターにもちょっと似ている。 BFGを装備しており、まともに戦うと強いのだが、既にソウルキューブが充填されている場合は速攻で倒されるかわいそうな人。 BFGを撃たれたらそのエネルギー弾を銃撃すると破壊できる。これは今作のBFG弾がコンピュータチップを内蔵して自立攻撃を行っており、弾自体が攻撃されるとその制御を失うという設定のため。 サイバーデーモン 見事ラスボスに昇格したメカニカルな悪魔。体型が旧作以上にゴツくなり、ロケットランチャーは右腕に変更された。 遺跡最深部の地獄の穴を守るべくドゥームガイに戦いを挑むが、ソウルキューブの力によって倒される。 円形の穴の淵を逃げ回りながらソウルキューブをチャージして使うだけでいいので、ラスボスのわりにそこまで強くはない半ばイベント戦みたいな役割。 ちなみにソウルキューブ以外で倒すことはできない。 ヘルタイムハンター 『Resurrection of Evil』最初のボス。見た目は下半身がないヘルナイト。 テレポートしながら火球を投げつけてくる。 周囲の機械から放射されるエネルギー球をグラバーガンで掴んで投げつけないとダメージを与えられず、撃破には時間がかかる。 撃破するとアーティファクトでヘルタイムが使用可能になる。 バーサークハンター 『Resurrection of Evil』第2のボス。見た目は胸が開くヘルナイト。 ヘルタイムハンター同様に通常の攻撃は一切通らず、突進攻撃の際に露出する胸の弱点にのみダメージを与えられる。 撃破するとアーティファクトでバーサークが使用可能になる。 インビンシビリティハンター 『Resurrection of Evil』第3のボス。見た目は電撃を纏ったヘルナイト。またかよ こちらは通常攻撃が通るが、ある程度ダメージを与え続けると周囲の発電装置からエネルギーを得て無敵状態になる。 発電装置をひとつずつ破壊すると最終的に無防備になる。 撃破するとアーティファクトにより無敵化が使用可能になる。 マレディクト 『Resurrection of Evil』のラスボス。ベトルーガーの成れの果て。 最初は突進と火球だけしか使わないので割と楽に対処できるが、ある程度ダメージを与えると隕石をバカスカと落として攻撃してくる。 いつでも攻撃が通り、耐久力もそんなに高くはないが、アーティファクトを使わないと隕石の回避はかなり難しいため、使い切る前にフルチャージのBFGを連発して出来る限り早く倒してしまおう。 登場勢力 ユニオン・エアロスペース・コーポレーション(UAC) 本作における元凶となる巨大暗黒メガコーポ。露骨にブラック企業感が出てきたのは本作から。 火星基地建造中に火星人遺跡を発掘し、そこから得られたポータル技術を模倣しようとしていた。 地球からかなりの距離があるためか杜撰な管理や法の逸脱が横行しており、非人道的実験や危険の多すぎる地獄探検、狂暴な悪魔たちの捕獲解剖も平然と決行する闇組織。 ベトルーガー博士主体で地獄の研究が行われ、得た成果は彼が全て独占・秘匿(*3)していた。 おまけに職員達が過労を訴えようが発狂しようが突然行方をくらまそうが根本的な対策を講じず、アイスクリームの配布などでお茶を濁そうとするなど、労働体制そのものもかなりブラックだった模様。 チェーンソーやグラバーガンで遊んでた職員の変なテンションもそのせいだろうか 告発によってUAC本社から調査チームが派遣されたものの、その直後にポータル事故が引き起こされ研究所と地獄が直結したまま遮断不可能となった。 最終的に主人公を除くほぼ全ての職員が死亡したものの、ポータルの封鎖によって一応の決着が付いた。 宇宙海兵隊(スペースマリーン) その名の通り宇宙植民地の平和を守る政府側の軍事勢力。緑色の装甲服が特徴。 UACの保有するマーズシティ・セキュリティと共にマーズシティを防衛しており、地獄への調査などの専門的任務にも参加していた。 しかし、おかげで職員同様人員不足が深刻になっており、音声ログやメールでも過労で疲れ果てた隊員達のぼやきが散見される。 武装こそ豊富だがそれでも流入した悪魔の大群に対しては無力で、過去作同様なすすべもなく蹂躙されてしまう。 マーズシティ・セキュリティ UAC側の保有する民間軍事会社で、主にマーズシティやUACが管理する各ラボの警備・巡回を担当する。 黒い装甲服が特徴で海兵隊とは外見が異なるが、人手不足のためか共に協力して作業に当たったりと両者の役割は混在気味。『Lost Mission』の散弾銃入手イベントによれば海兵隊の入隊試験に落ちた志願者の受け入れ先でもあるらしく、立場的には海兵隊のほうが上。 ポータル事故発生後は大半がゾンビ・セキュリティと化し、プレイヤーに襲い掛かる。 マーシン・バディ PDAのメールでしばしば出てくるインターネット企業。 主に薬を取り扱っているらしいが、商品は鍵のかかったロッカーに入れて送りつけてくるくせに暗証番号は公式サイトにしか記載されておらず、UAC職員からは鬱陶しがられている。 …というのは建前で、実はUAC内部でベトルーガーを警戒していたグループが万一に備えて火星基地に装備を持ち込むための隠れ蓑であり、ロッカーの中身も薬ではなく武器(*4)。開けにくいのも納得である。 オリジナル版ではメール内に記載されたURLを使い、id Softwareが実際に立ち上げたマーシン・バディ公式サイトに暗証番号を載せていると言うメタな仕掛けを使っていたが、そのサイトが消えてしまった頃に出たBFG Editionではメールのタイトルに暗証番号が記載され、当該サイトのURLは普通にベセスダのストアページに置き換わった。 一応普通の企業としての活動も実際に行っているようで、『Resurrection of Evil』で遊べるアーケードゲームのひとつも同社が手がけていたりする。 古代火星人 テレポーテーション技術を記した碑文と古代遺跡を建てた謎の種族。 悪魔との壮絶な戦いで一時は滅びかけるが、「英雄」と呼ばれる人物(*5)が人身御供で生み出したソウルキューブを用いて地獄へのゲートを封印することに成功する。 生き延びたごく少数は新天地を求めて火星外へと旅立ったまま消息を絶っており、碑文を分析した生存者の一人によれば、彼らこそ人類の祖先である可能性が高いのだという。 悪魔 本作で主に敵対することになる勢力。機械化された個体も多く、全体的に白いのが多め。 元から地獄出身の異形であるデーモン系と、悪霊に支配される形で悪魔側となったゾンビ系の二種類が存在する。 普通にその辺を徘徊していたり、物陰に潜んでいるものもいるが、後半になるとデーモン系の大半は閃光を放ちながらテレポートで出現する。 本拠地である「地獄」は大地と呼べるような場所が存在せず、陸地が宙に浮いた異次元であり、惑星の地表っぽいオリジナル版とはかなり雰囲気が異なる。やたらXenに似た風景は本作がHalf-Lifeっぽいと言われる所以の一つ。 一応建築物を見るに高知能の支配者層も存在はするようなのだが、本編内では火星基地に送り込まれる下っ端戦闘員ばかりで影は薄い。 元々地球にも生息していたが、地球へと逃れた元火星文明人によって追い出されたらしい。 このため地球への帰還を目論んでおり、ベトルーガーと結託して地球へ悪魔を満載した宅急便を送り付けようとした。 武器 パンチ 初期装備。殴るのに丁度いい握りしめた拳。 本作では読んで字の如く 何もつけずに素手で殴る。 弾薬を消費しないのが利点だが、当然リーチも威力も心許ない。 バーサーカーを取得すれば一定時間のみ威力が10倍にアップするが、そもそもの配置数がたいして多くないため使いどころは少ない。 『Resurrection of Evil』でアーティファクトのバーサークが使えるようになってからは活躍する。 マルチではパンチを命中させると敵の武器を奪えるが、性能は上記の通りなので待ち伏せくらいにしか使えない。 懐中電灯 オリジナル版のみ登場。れっきとした近接武器でもあり、一応パンチよりは強いが、やはり威力はお察し。 懐中電灯を持っている時でしか前方を照らせないという不便な仕様が問題視され、ユーザーが制作した懐中電灯と武器を同時に使えるMODは「火星には懐中電灯を銃にくくりつけるダクトテープすらないのかよ」というニュアンスでDucttape MODと名付けられてしまった。 BFGエディションではこれが逆輸入され、アーマー備え付けという形で統合された。 こちらではバッテリー制になったが、回復は早いので使わない時はこまめに消しておけば戦闘中にいきなり切れることはそうそうない。 なお、リードデザイナーのティム・ウィリッツはBFG Editionのリリースにあたって「オリジナル版ではPCのパフォーマンスに限界があり、銃と懐中電灯を同時に動かすことが出来なかった」と語っており、一応スタッフの間でも改善すべき点としては認識されていた模様。 チェーンソー パンチと同じく近接武器。今作では 誤って火星基地に大量に発送されたもの を倉庫から掘り出して使用することになる。 誤発送された当の本人はブチ切れており、UAC職員達もチャンバラごっこくらいにしか使っていなかったようだが、結果的には敵味方双方に有効活用された。 1発の威力そのものはパンチと同じくらいなところを、やはり凄まじいペースでダメージを叩き込むため、小型敵ならあっという間に切り刻める。 連続攻撃で怯みやすく飛び道具を持たないピンキーデーモンのほか、インプやゾンビセキュリティに対しての角待ちも有効。また本作のデーモンはテレポートで出現する際に隙が生じるため、ダッシュで一気に接近してこれを使えば無抵抗のまま倒せる敵も多い。 曲がり角が多いため、弾節約としてそこそこ出番が多い優良武器。 ピストル デッカードブラスターのような造形の拳銃。なぜかマガジンのほうが銃本体よりデカイ。 使用弾薬はバレット。 照準がブレにくい利点はあるが、威力は低く、連射もあまり効かないので、他の武器を入手してからは使用頻度激減。 強いて使いどころを挙げるなら、爆発するドラム缶を遠距離から安全に処理したい時くらいだろうか。 ショットガン 灰色のポンプアクションショットガンで、独特な発射音が特徴。 使用弾薬はシェル。 ムービーで主人公が持っているのもこれ。 威力自体は旧作のままだが、本作では近年のFPSの仕様に則り有効射程が滅茶苦茶短く、ある程度距離を置くとゾンビにすら手間取る始末。 主力装備の座をマシンガンに奪われがちな上、拡張パックでは水平二連の登場で完全に産廃と化した。 強いて強みを挙げるなら、弾が拡散し、かつ単発火力が高いので、ロストソウル相手にカウンター気味に使えばそれなりに有用。 また、バーサーク発動時に使えばかなり強いので、地獄のバーサーカー取得ポイントでは他の強力な武器の弾薬を温存して貴重な活躍が出来る ダブルバレルショットガン ある人物が地球での休暇中に狩猟に使っていたとみられる、骨董品の水平二連散弾銃。拡張パックで登場。 こちらもチェーンソーと同様に火星には似合わない代物だが、飾られている記念品を強奪する形で再登場した。 使用弾薬のシェルは、唯一ショットガンと枠を共有している。 一度に二発発射するため非常に使いやすく、音もデカくて爽快感も高いスーパー人気武器。 アーティファクトのバーサークと併用すれば大抵のデーモンを一撃のもとに吹き飛ばせるチート銃と化す。 BFG Editionではシェルを最大320発も持てるので、弾薬消費の多さもあまりデメリットにならない。 マシンガン 宇宙海兵隊の標準装備。だったら最初から使わせろ、は禁句 使用弾薬はクリップ。 正式名称は「MG-88エンフォーサー」。 何気にシリーズでは初の自動小銃であり、ロード画面のTIPSではアサルトライフルとも表記される。 P90めいた形状だが、よく見ると銃口が三つもある珍兵器。 役割としては過去作におけるチェーンガンと似たようなもので、低威力の弾丸を高速でばら撒く。 単発火力こそ低いが集弾性は良好で、インプなどの通常の敵に対して有効なメイン武器だが、ボスに対してはやや火力不足が目立つ。 グレネード QUAKE IIから逆輸入された手投げ式グレネード。 飛距離が長く、敵に直撃すれば起爆時間を無視して即爆発するため使い勝手はそこそこだが、わざわざ持ち変えるのがめんどくさいという理由で使わないまま溜まりがち。 ロード画面で表記されるTIPSでは「曲がり角で待ち構えている敵に投げてやろう」と記載されているが、後半になると大半の悪魔はテレポートで出現するので、先制攻撃での使い所はあんまりない。 チェーンガン デカくて太くて長くて強い、由緒正しきid Softwareの伝統武器。 使用弾薬は弾薬ベルト。 拳銃弾を連射するという部分が上のマシンガンとかぶっていたため、高威力だが取り回しの悪い本来のガトリング風の性能になった。 1発当たりの威力が高く、かつ弾が飛び散るため、小型の雑魚を一気に掃討するのには向く。反面、攻撃ボタンを押してから銃身が回転し発射が始まるまでの時間が長いので咄嗟の攻撃は不得手。 プラズマガン 中速弾を連射するエネルギー兵器で、中盤からの主力武器。 使用弾薬はセル。 マーズシティのエンプロ施設で開発されていた最新モデルで、従来型に比べてセル1本あたりのエネルギー容量が3倍にも伸びているんだとか。 威力、連射速度共に申し分ないが、弾速が遅いため遠距離狙撃は苦手。 隠しエリアを通れば比較的早めに手に入り、探索がグッと楽になる。 ロケットランチャー おなじみ携行型のロケラン。使用弾薬はロケット。 相変わらずBFGを除けば1発の威力は最強クラスで、着弾すると爆風が発生して広範囲を巻き込める。 硬い敵は勿論のこと、しっかり狙って撃ち込めば雑魚の群れにも効果抜群。 一方、弾速が遅いため遠距離への狙い撃ちには不向きだし、入り組んだ地形だらけの本作では事さらに自爆が怖くなっている。 BFG9000 エリオットらが使用していた、ビッグでファッ〇ンな地獄探査用秘密兵器。ディズニー映画ではない。 旧作とは異なり、発射には専用のBFGセルが必要。このため乱用はできないが、高い威力は健在。 というか性能がQUAKE IIのBFG10000仕様になっており、発射すると弾道付近の敵全てにテンドリル状のエネルギーを撒き散らして次々と粉砕するというえげつない逸品と化した。 手動チャージ方式となっており、チャージの段階で威力が変動し過剰にチャージすると自爆して即死する。 また、リアル路線だからなのか至近距離で使うと自爆ダメージが発生するため、過去作のようなボム的な使い方は出来ない。 プラズマガン同様、隠しエリアを通れば早い段階で手に入る。 温存していても中盤で地獄に送られる時には他の装備共々没収されてしまうので、ここで入手できたらケチらずバンバン使おう。 ソウルキューブ 敵を5体倒すごとに一回撃てるようになる特殊な古代アーティファクト。 一度撃つと障害物を無視して敵に刺さり、非常に高い攻撃力で殺害し、更に体力も満タンまで回復してくれる。 手に入ってしまえば一部ボスも瞬殺可能なほどで、非常に使い勝手のいい武装。 充填が完了すると「Use us(我らを使え)」と指示してくれる。 所々で意志を持ち、語りかけてくるかのような演出が入るが、その正体は 悪魔を封じ込めるため種族単位で人身御供を行った、数多の古代火星人の集合体 。 中盤で見ることのできる碑文にはソウルキューブ製作の過程が描かれており、古代火星人の殆どが生贄となったことでソウルキューブが完成。出来上がったキューブを使用した「英雄」が孤軍奮闘し、地獄の軍勢を追い返してポータルを封鎖した顛末が描かれている。 その後は武器として再登場することはなかったが、『DOOM(2016)』ではオリビア・ピアスのオフィスに、『DOOM Eternal』ではスレイヤーの私室に飾られているのが確認できる。 あの世界では単なるインテリアなのか、それとも… グラバーガン 拡張パックで登場。 ライバルシリーズで有名なグラビティガンの模倣品。物を掴んで高速射出する。 ドラム缶や遠方のアイテムなどのほか、敵の放り投げる火球や小型の敵も掴んで投げ返すことが可能だが、基本的にはあまり使いでがない。 本来は作業用らしいが、UAC職員達はこれを使って会議室の椅子を放り投げまくって遊んでいた模様。 アーティファクト 拡張パックで登場する、もう一つの古代兵器。 火星人によって作られ、悪魔の魂を使用するソウルキューブとは異なり、こちらは地獄製の遺物であり、人間の死体から魂を吸収して使用する。 心臓みたいな不気味な見た目で、装備し続けているとだんだん腕が老化する。幸いシステム的には特にデメリットがあるわけではないが、精神衛生的にも当人の後生的にもあまりよろしくない。 今まではシークレットアイテム扱いだったパワーアップをQUAKEIIばりに持ち運べるようにしたものに相当し、使用するとヘルタイム(スロー化)、バーサーク(攻撃力強化)、無敵などの恩恵が得られ、最大3回分までの魂をストックできる。 各能力は対応した上述のボスたちを倒すごとに追加されていき、最終的には 目にも留まらぬ高速で動き、一切の攻撃を跳ね返しながら素手で巨大デーモンを撲殺して回る 最強の海兵隊が出来上がる。 ストック数が少なく補給回数はそこそこ多いので、ロスなく使い切ろうとすると出番はけっこう多め。 地獄産武器ということで古代火星人も処理には難儀したらしく、結局破壊は諦めて封印するに留まった。しかし、そんな超パワーを秘めたアーティファクトが偶然解放されたのをきっかけとして再び惨劇が幕を開けてしまう。 アイテム 医療キット 拾うと体力を回復する。 箱型の小さいもので10%、筒型の大きいもので25%回復。 アーマーシャード/セキュリティアーマー 拾うとアーマーが補充され、所持量に応じてダメージの一部を肩代わりしてくれる。 アーマーシャードは5%、セキュリティアーマーは25%補充。 高難易度では被ダメージが増加するため、優先的に回収しよう。 弾薬 落ちているマガジンか銃を拾うと回復。 本作からは殆どの銃が専用弾を使用(シェルのみショットガンとダブルバレルショットガンで共用)するようになり、使い回しは効かなくなった。 アドレナリン 拾うと一定時間ダッシュが無限になる。 長時間のダッシュが必要になる場面はあまりないので、正直それほど恩恵はない PDA 拾うと中のデータが自身のPDAにダウンロードされる。 拾えるPDAは画面が赤く、拾えないPDAは緑。 カードキー 一部のドアを開けるために必要になる鍵。 旧作と違い、それぞれのドアに専用のカードキーが用意されており、使い回しは効かない。 バーサーカー 赤いオーラを纏った骸骨状の物体。禍々しい見た目から分かるように悪魔由来の産物。 旧作におけるバーサクパックと同等のアイテムで、取得すると30秒間敵の攻撃を無効化し、移動速度と攻撃の威力が大幅にアップする。 取得と同時に拳に切り替わるためわかりにくいが、実はダメージ増加は素手だけでなく なんと全武器に適用される 。最初に取得できる場所で出現するのはただのゾンビだけなのでわざわざ弾薬を消費する必要もないが、次の場所ではインプやヘルナイトが出現するため、この仕様を把握しているか否かで殲滅速度がかなり変わってくる。 強力なアイテムではあるものの、肝心の配置数が作中全体でたったの2つというあまりの少なさであり、拡張パックではアーティファクトに取って代わられるため、キャンペーンでの存在感は空気に等しい。 一方、マルチでは戦況を大きく左右するアイテムとして存在感を発揮し、よく奪い合いになっていた。 メガスフィア マルチにのみ登場。 取得すると体力が上限を無視して100回復する。 100を超過した分の体力は時間経過で減少するが、マップによっては連続しての取得も可能。 インビジビリティ マルチにのみ登場。 取得すると、一定時間ほぼ完全に透明化する。 暗いマップが多いこのゲームではかなり便利なアイテムであった。 燃料電池 拡張パックに登場。 UACが本編と『Resurrection of Evil』の間に実用化した新型燃料電池で、ひとつで最長50年保つそうな。 電力不足で停止している設備を動かすために、フィールド上に設置されているチャンバーから抜き取って目的の設備のチャンバーに移し替えることとなる。 当然抜き取った際はその周辺の設備が止まって電源が落ちる上、だいたいその直後に敵が出てくるので注意が必要。 設置物 ドラム缶 旧作でもお馴染み、撃つと爆発するドラム缶。 赤いものは旧作と同じくすぐに爆発し、黄色いものは少しタイムラグを置いて爆発する。 医療ステーション 壁に設置された治療装置。 使用すると体力を10%回復する。 最大10回使用可能だが、たまに5回や7回しか使えないものもある。 ロッカー 鍵がかかったロッカー。 3桁(マーシン・バディのもののみ4桁)の暗証番号を打ち込むことで開き、中の物資を取り出せるようになる。 落ちているものだけに頼ると弾薬は必然的に枯渇しがちなので、番号を手に入れられればより快適に探索ができるようになる。 暗証番号は大体メールや音声ログで分かるが、たまにステージ内に書き置きが残してあったりする。手持ちのPDAに番号がない場合は探してみよう。 なお、ひとつだけインプが入っているロッカーもあるので注意。 コンピューターパネル 施設に残された装置。 ほとんどは機能停止しているが、たまに稼働中のものがあり、操作してステージギミックを動かすことができる。 バッテリーが切れかけのコンピューターからバックアップを取ることもできるが、特に意味はない。 箱 読んで字の如く。小さいものは接触するかグラバーガンで掴むことで動かせる。 殆どは単なる飾りだが、中にはこれを足場にして登る段差もある。 アーケードゲーム マーズシティの所々に設置されたアーケードゲームの筐体。 こちらもたまに稼働中のものがあり、実際に遊べる。 本編で遊べるのは七面鳥をひたすら殴るだけの『SUPER TURBO TURKEY PUNCHER 3』だけだが、『Resurrection of Evil』でいくつか種類が増えた。 STTP3には旧作のスプライトが流用されており、初代ドゥームガイの顔も映っている。 STTP3は殴るタイミングで得られるスコアが変動し、よりタイミングよく殴ることで高得点が狙えた。 オリジナル版では遊んだところで何の恩恵もないこのゲームだが、実績システムが登場したBFG版では 『25,000ポイント獲得する』 という実績が登場したことでトロコンに必須の重要ゲームとなっている。 ちなみに、一匹を殴り殺すと得られるポイントはだいたい150~170程度。実績解除にはだいたい160匹程度殴り殺す必要がある。 そして実績を解除すると「か弱い七面鳥を殴るためだけに途方もない時間を無駄遣いした」ということで休暇を2日カットされてしまう 別次元のUAC『DOOM(2016)』にも再登場しているが、面白くなさ過ぎたのか資材保管庫の片隅にこっそり置かれる程度の扱いになってしまっている。 マルチプレイ シングルプレイ重視の方針で開発された本作だが、一応マルチプレイも実装されている。 内容は全てデスマッチで、4種類のゲームモードと5つのマップを搭載。 当初は最大4人が参加可能だったが、『Resurrection of Evil』発売と共に8人に増えた。 …大会が開催されるなどそれなりの盛り上がりは見せたものの、上記の内容を見れば分かる通り中身はぶっちゃけキャンペーンのオマケ程度。 後述の拡張要素を見るにユーザー制作の拡張マップの波及を前提にしたものだったのだろうが、評価はあまり芳しくなく、QUAKEⅢの継続を支持する声も多かった。 拡張要素 旧作と同様、本作もオリジナル版は高い拡張性を持つが、なんと開発に使用されたのと同じツールがそのままゲーム本体に付属する大盤振る舞いであり、スタッフも「シリーズで最もMOD作成が容易なはず」と語っている。 コミュニティはやはり盛り上がりを見せ、実際旧作ほどではないもののそれなりに多くのMODが制作された。 中でも『DOOM』『DOOMⅡ』をDOOM3エンジンで再現した『Doom Reborn』は、その再現度の高さやDOOM3本体がなくても楽しめるという敷居の低さから大きな話題になった。 一方、BFG Editionではエンジンに手が加えられた影響でこれらのMODは殆ど使えなくなってしまった。 BFG Edition対応MODは少なくないが、MODを楽しみたいならオリジナル版の探索も視野にいれるべきかも知れない。そんなマニアックな需要に対応してか、 現在Steam発売されているDOOM3はオリジナル版・追加キャンペーン版とBFG Editionのフルセットへとリニューアルされている。 ニューゲーム 難易度 RECRUIT 新入り 自分の項目を荒らすなよ MARINE 上手くいけば…項目を編集できる ▷VETERAN 編集合戦を経験したベテランwiki篭り NIGHTMARE ワンマンアニヲタ 編集履歴には何も残さない △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ? コメント欄 [部分編集] シリアスサムから逃げずに、従来路線で勝負してほしかった -- 名無しさん (2021-12-13 21 32 19) とはいえ、ここで一旦新しいことをやろうとしたからこそ16年版で思い切って原点に立ち返ることも出来たんだろうし、決して無駄な作品じゃなかったと思う。この手のリブートに失敗した作品としては珍しく、公式からも今でもシリーズの歴史の一部として大切にされてるのも嬉しい。 -- 名無しさん (2021-12-13 23 02 12) ベトルーガーって、ボスになっても自我持ってたっけ? -- 名無しさん (2021-12-14 01 06 14) 拡張パックでは結構ペラペラ喋ってたから、16年版のオリビアと違って自我はあるっぽい -- 名無しさん (2021-12-14 10 47 22) 名前 コメント